TOTO サーモスタット付シャワーバス水栓 TMGG40E 水漏れ修理
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<作業内容>
浴室水栓 水漏れ修理
既存の水栓
TOTO サーモスタット付シャワーバス水栓
TMGG40E(2012年~)
<症 状>
・切替ハンドルを止水位置にしてみ、水がポタポタと止まらない。
使用年数7年程でしたが、切替ハンドル部の止水がしっかりと止まらなくなっていました。
原因である、内部部品の交換を行います。
<作業手順>
①水道メーター、または水栓の取付脚部で止水をする。(湯・水共)
②切替ハンドルの取り外し。
切替ハンドル側面に、化粧キャップがありますので、先の細い物で引っかけて取り外します。
次に、内部にビスがあるので、プラスドライバーでビスを緩め取れば、切替ハンドルが水栓本体から外れます。
➂固定ナットの取り外し。
先に、白とグレー色のリング状の部品を取り外します。
この時に、白い部品(ブッシュ)がどの向きで取付けられているか、確認しておいてください。復旧時に迷う事がなくなります。
次に、固定ナットに工具をかけ、緩めとります。
水アカで固着している事があります。
④開閉バルブ部の取り外し。
まずは、スペーサーと呼ばれる白い部品を抜き取り、次に開閉バルブ部をプライヤーなどで掴み、真横に抜き取ります。
固い場合が多いですが、真横に引っ張るだけです。(回しても空回りするだけなので意味はありません。)
⑤使用部品
TOTO 開閉バルブ部 THY577
⑥新しい開閉バルブ部の取付。
⑦その他部品の復旧。
それぞれに取付向きがあります。向きが合っていないと上手く取付けられません。
最後のレバーハンドルは、切替バルブ部の先端の向きが関係します。
先端の欠けている部分が真上にくるようにしておき、レバーハンドルを差し込みます。
向きが違っていると、レバーハンドルが奥まで入らずに、本体との間に隙間が出来てしまいます。
⑧止水栓を開け、動作確認。 作業完了。
止水栓を開け、切替ハンドルの表示位置通りに止水・吐水・シャワーが出来るか確認しましょう。
表示位置と、水の出かた・止まり方が違う場合は、内部の切替バルブの取付け向きが間違っています。
<作業難易度> 初級~中級
技術的には難しくありませんが、取付け向きをしっかりと注意しなければなりません。