LIXIL シャワートイレ交換工事 旧INAX CW-E63QA から LIXIL CW-KB21QA へ
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<作業内容>
温水洗浄便座交換
既存の便座
INAX シャワートイレ PASSO CW-E63QA(2009~2011年)
※便器 GBC-340SU
タンク GDT-V180HU
<症 状>
便器のオート洗浄・リモコン洗浄が作動しない。
トイレを流す為の洗浄機能が動作しないという症状でした。
原因としては、2通りが考えられます。
1.オート洗浄のみが動作しない場合(リモコン洗浄は出来る)
シャワートイレ本体のセンサーの不具合が考えられます。
(メーカーメンテナンスへ依頼)
2.オート洗浄・リモコン洗浄共に動作しない場合
こちらは、オート洗浄・リモコン洗浄機能付きのシャワートイレの一部である、洗浄ユニットというモーター部品の消耗による故障が考えられます。
ロータンクのレバーハンドル位置の内側に取り付けられており、シャワートイレ本体の取付時に、通常のレバーハンドルを組み替えて付けられていますので、部品があれば交換する事は可能です。
今回は、使用年数が11年経っている為、修理ではなく、本体交換をする事となりました。
<取替え機種>
既存の製品の後継機種ではありませんが、お客様の要望を最低限満たす物で交換を行いました。
LIXIL シャワートイレ KB CW-KB21QA
※色は便器の陶器カラーと合わせてください。
注意:便器に合わせて末尾の品番を選ばなくてはなりません。
CW-KB21 QA 密結式便器用
QC アメージュZ(フチレス)用 ※LIXIL 現行品便器
QB 平付・隅付タンク式便器用 ※タンクと便器が離れて付いているタイプ(古いトイレに多い)
CW-E63QAの同等機能の交換品の場合
LIXIL シャワートイレ New PASSO CW-EA23QA
※色は便器の陶器カラーと合わせてください。
※こちらも末尾品番は、便器によって変わります。
<作業手順>
①止水栓を閉め、水を止める。電源コードを抜く。
②既存の便座を取り外す。
・給水ホースを分岐金具から取り外す。
・シャワートイレを全面にスライドして外し、ベースプレートを便器から取り外す。
取り外し方法は、過去記事をご参照ください。
※ベースプレートの取り外し方法は異なります。
➂タンク内の洗浄ユニットの取り外し。
④新しいベースプレートの取付。
ベースプレートの取付位置は調整出来ます。
施工説明書をよく読み、便器のサイズに合わせた位置で固定します。
⑤新しい洗浄ユニットの取付。
洗浄ユニットのコードの先端は、シャワートイレ本体後部裏面に接続します。
⑥給水ホースの接続。電源コードの差し込み。
⑦便器洗浄リモコンの取付。
電池を入れ、壁面に取付ます。
<作業完了>
<作業難易度>初級~中級
多少難しいのは、洗浄ユニット部分の交換だと思います。
施工説明書に、取付けするタンク品番によって、施工方法が異なりますので、しっかりと読み、適切な施工をするように注意しましょう。