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食洗器を付ける為に分岐口付水栓へ交換  TOTO 台付シングルレバー水栓 TK231 から TOTO 台付きシングルレバー水栓(分岐口付き) TKS05309J

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<作業内容>

台所 食洗器の取付の為に分岐口付水栓へ交換  

 

既存の水栓

TOTO 台付シングルレバー水栓 TK231(1985-1997年)

 

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TOTO 台付シングルレバー水栓 TK231

 

食洗器を取付ける為に、既存の台所水栓に分岐金具を取付けたいというご要望でした。

 

既存の水栓に合った分岐金具は、パナソニックなどで、取り扱われている様でしたが、水栓本体が古く、修理部品は製造されていない為、分解して復旧するのには、とてもリスクが高いので、水栓本体も交換するという流れになりました。

 

食洗器・浄水器用の分岐金具は、水栓メーカー・型番によって異なり、後付けする場合は、本体にあったものを準備しなければなりません。

水栓金具を一部分解して、取付ける為、古い水栓金具の場合、水漏れが発生する可能性も高くなります。

また、本来は付くはずのない物を取付けるので、見た目もあまり良くなく、ジョイント部分が増えるという事は、将来的に水漏れ箇所が増えるという事になります。

 

今回、交換する水栓金具は、最初から水栓本体に、分岐口が付いている為、上記の様なデメリットが少なくなります。

 

水栓本体の交換も同時に行うのなら、この様なものを選ぶ方が絶対に良いです。

※ハンドシャワー水栓は、分岐口付タイプは無いため、後付けタイプを選ばなくてはなりません。


TOTO 台付シングルレバー水栓(分岐口付) TKS05309J

    食洗器用 分岐金具        THF22R

 

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TOTO 台付シングルレバー水栓(分岐口付) TKS05309J

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TOTO 分岐金具(食洗器用) THF22R

 

 

 浄水器用の分岐金具

TOTO 分岐金具(浄水器用 G1/2接続) THF23-1R

 

 

TOTOの分岐口付き水栓は、湯分岐・水分岐が出来ます。

メーカーによっては、水分岐しか出来ないものもあります。

 

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工事費込みセット(商品+基本工事) TOTO TKS05309J

 

 

<作業手順>

①止水栓を閉め、水を止める。

②水栓の脚部分の取り外し。

 止水栓から、水栓の脚部分を取り外します。

 上のナットを緩めてから、下のナットを緩め、取り外す。

 

※取り外しにくい場合は、脚の銅管部分を途中で切断してしまった方が早いです。

 

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 ➂水栓本体の固定ナットの取り外し。本体の取り外し。

 

水栓本体裏側の固定ナットを緩め、取り外します。(専用工具が必要。対辺37㎜用)

 

TOTO ロックナット締付工具(対辺37mm) TZ33

 

 

 

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水栓本体の固定ナットの取り外し。(専用工具使用)

 固定ナットを取り外せば、水栓本体をキッチンの天板から引き抜けます。

 

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新しい水栓金具の取付。

④上面施工アダプターの取付。

 

付属の六角レンチでしっかりと締めましょう。

 

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上面施工アダプターの取付。

 

⑤水栓本体をアダプターに固定する。

 

アダプターに給水ホースを通し、水栓本体を付属のビスで固定します。

 

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水栓本体をアダプターに固定する。

 

⑥給水ホースの接続。

 

止水栓に逆止弁付ソケットを取付ける。

 

 

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給水ホースを接続する。(基本は、右側が給水、左側が給湯になります。)

パッキンの付け忘れに注意して下さい。

 

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⑦分岐金具の取付。

 

水栓の分岐口に分岐金具を取付けます。

給湯の分岐は、本体 左側。

給水の分岐は、本体 右側。(浄水器の場合は、こちら)

 

食洗機は、給湯接続をお勧めします(作動時間の短縮の為)。

 

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食洗器・浄水器本体の設置位置と、分岐金具の向きが合わない場合は、別売りの連結管を使用し、向きを合わせてください。

 

TOTO 連結管 TN504-1
 

 
 
分岐口の化粧キャップを取り外し、六角レンチを使用して、内部のプラグを取り外す。
※止水栓を閉めて作業する事、止水をしていない場合、お湯が吹き出します。
 

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分岐金具をねじ込み、接続します。
 

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⑧作業完了

 

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<作業難易度> 中級

水栓本体の交換がメインとなります。分岐金具の取付は難しくありません。

 

後付けの分岐金具の場合は、水栓本体の交換後に、さらに水栓を分解して取付が必要になりますので、分岐口水栓を使用した方が、作業も楽になります。