台所水栓 シャワーホース水漏れ修理 TOTO 台付シングルレバー水栓(ハンドシャワータイプ) TKGG32EB1(EB2も同様)
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<作業内容>
台所水栓 シャワーホース交換
既存の水栓
TOTO 台付シングルレバー水栓(ハンドシャワータイプ)
TKGG32EB1 (2012-2016年) ※末尾が~EB2も同様
<症 状>
・水を出すと、シャワーホースから水漏れする。
・シャワーホースが固く、引き出しにくい。
台所・洗面所などで使用されている、ハンドシャワータイプ(本体からシャワーヘッドを引き出して使用できるもの)の水栓でよく起こる症状です。
水栓から水を出すと、水の通り道であるシャワーホースから水が漏れ出します。
通常、このシャワーホースは、シンク下の収納内へ収まって隠れている為、水漏れの発見が遅れる場合がほとんどです。
「シンク下の収納内が水浸し」、「キッチンと床の間から水が漏れてくる」などで、初めて気づく事が多く、水漏れによる被害は、キッチン底板、床板の腐食などに影響します。
今回修理した水栓は、使用年数は7年程ですが、このくらいの使用年数でも水漏れは発生します。
修理方法としては、この水漏れしているシャワーホースを交換するしかなく、構造的に応急処置なども出来ません。
<交換手順>
①水栓下部 シャワーホース接続部の取り外し。
シャワーホースを追っていくと、水栓の下に接続部分があり、ホース継手によってつながっています。
普通に引っ張っても当然抜けませんので、水色の部分を押し込みながら真下に引き抜くと外すことが出来ます。
②シャワーホースをホース継手から取り外す。
ホース継手は再利用しますので、工具を使いシャワーホースから取り外します。
➂ホースのストッパーの取り外し。
抜き取る際に、ひっかっかるので一度取り外します。
④シャワーヘッドの取り外し。
シャワーヘッドの下部に樹脂製のロックピンがありますので、抜き取ると、シャワーホースとヘッドを取り外せます。(ピンを失くさないように注意)
⑤水栓本体から、シャワーホースを取り外す。
スパウトの下に固定ネジがありますので、ドライバーで緩め(ネジは失くさないように)本体から引き抜きます。
シャワーホースの水栓の上部から引き抜きますが、途中で引っ掛かり抜けない事があります。
その場合は、水栓の下部で引っ掛かっている事がほとんどですので、水栓の下を覗き込み、下から押し込んであげると抜き取ることが出来ます。
⑥使用部材
TOTO ホースユニット TH5C0275 #N70
ホース継手に再接続しますが、付属のパッキンがありますので、古い物と確実に交換しましょう。
水栓本体への接続は、ホース継手を接続箇所に確実に差し込みます。
引っ張って抜けないことを確認しましょう。
<作業難易度> 初級~中級
古いシャワーホースの抜き取りと、水栓下の狭い箇所での作業が少し難しいかもしれません。力任せに引っ張っても抜けませんので、注意して下さい。