トイレ ロータンク水漏れ修理(ボールタップ・フロートバルブ交換) INAX ロータンク DT-810
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<作業内容>
トイレ ロータンク水漏れ修理
ボールタップ・フロートバルブの交換
既存の便器
INAX ロータンク DT-810、便器 C-18S (1982-1998年)
<症 状>
・ロータンクの水が止まらない。
・便器に水がずっと流れている。
ロータンクの内部金具 ボールタップ・フロートバルブの劣化により、タンクの水が止まらなくなっています。
20年以上使用しているトイレですので、部品の消耗があるのは当然ですよね。
こういった少量の水漏れでも、24時間、毎日流れ続けると水道料金が高くなるという事も多々あります。
水道の漏水の調査に行って、トイレの水漏れが原因だったというケースは珍しくありません。
今回、水漏れの原因であるロータンクの内部部品の交換を行います。
<作業手順>
①止水栓を締め、水を止める。
②ボールタップの取り外し。
②-1 給水管の接続部分の取り外し。
②-2 ボールタップをタンクから取り外す。
固定ナットを外し、タンクからボールタップを抜き取ります。
➂フロートバルブ(ゴム玉)の取り外し。
タンクの底にある、フロートバルブ(黒いゴム玉)を抜きとり、外します。
ゴム玉の下にガイドの棒がありますので、真上には抜けないので、斜め横に抜き取ります。
④交換部品
LIXIL(旧INAX)の純正部品です。
LIXIL マルチボールタップ TF-20B
フロートバルブ(S) TF-10R-S
リンク
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⑤新しいフロートバルブの取付。
取り外した時と同じように、ガイドバーを真ん中の穴に差し込み、取付けます。
鎖は、レバーハンドルに取付けますが、鎖の張り具合の調整が必要です。
⑥新しいボールタップの取付。
取外しと逆の手順で、ロータンクに取付け、給水管に接続します。
付属のストレーナーパッキンを使用します。
これで、ボールタップにサビやゴミが回らない様にする為、取付けは必須です。
マルチボールタップの為、取扱説明書をよく読み、タンクの品番に合わせた調整が必要です。
※このロータンク DT-810 の場合、補給水が必要ない為、ダイヤルを”0”に合わせます。
補給水のホースは必要ありませんが、他の部品の動作に干渉しない様に、オーバーフロー管内へ差し込みましょう。
⑦止水栓を開け、水位調整をする。
止水栓を開け、ロータンクに給水します。
水が完全に止まる位置を、オーバーフロー管の W.L(ウォーターライン)に合うようにします。
調整は、浮きの上部で、マイナスドラバーでネジ調整が出来ます。
⑧ 手洗いホースをタンクの手洗い管に接続し、フタを締める。作業完了。
<作業難易度> 初級
取扱説明書をしっかりと読み、手順通りにやれば難しくはありません。