洗面台水栓交換 TOTO 台付き2ハンドル水栓 TGL306MAA から TOTO 台付きシングルレバー水栓 TLHG30AER ※排水ポップアップ式
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<作業内容>
洗面台水栓交換 (台付き2穴・排水ポップアップ式)
<既存の水栓>
TOTO
台付き2ハンドル混合水栓
TGL306MAA( ~2012年)
<症 状>
・ハンドルを締めても、水がしっかりと止まらない。
・ハンドルが固く、回しにくい。
・ハンドル根本付近から水漏れ。
水栓を分解し、止水コマを交換しましたが、改善しませんでした。
また、スピンドル部分も特殊な形状をしていた為、専用部品を取り寄せなければ、水漏れも直せません。
使用年数も30年程になる為、水栓本体の交換を行います。
ご高齢の方が御使用の場合、2ハンドル式の様な、ハンドルを締めて止水するという動作は、弱くなった握力では、しっかりと締める事が出来なくなってきます。この機会に、使い易いシングルレバー式に交換します。
<水栓取付条件> ※TOTO TGL306MAA
取付穴径 Φ28 湯水芯々寸法 102㎜
中心にポップアップ引き棒用の穴有り Φ15
取替え用の水栓ですが、排水ポップアップがある場合、メーカーによって穴の位置が微妙に違っていたりする為、ポップアップ引き棒が通らなかったり、穴を開けなおさなければならなかったりする事があります。(陶器の場合は、穴を開ける事は難しいです。)
TOTOの推奨する取替用水栓を使用しました。
台付き2ハンドルの水栓は、TOTOではもう製造されていない様です。
<取替え水栓>
TOTO
台付きシングルレバー水栓(排水ポップアップ式)
TLHG30AER
リンク
工事費込みセット(商品+基本工事) TOTO TLHG30AER
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<作業手順>
①止水栓を締める。
②ポップアップ引き棒の取り外し。
排水金具からの棒とつながっている為、固定ピンを引き抜き、水栓側から、引き棒を引っ張り出します。
引き棒は、新しい水栓には付いていない為、再利用します。
➂給水・給湯管の取り外し。
水栓下 止水栓から水栓につながるパイプを取り外します。
※パイプは状態が良ければ、再利用します。
狭い箇所なので、特殊工具が必要になります。
KVK
台付水栓用レンチ G4
リンク
④水栓の固定ナットの取り外し。水栓の取り外し。
水栓本体を固定しているナットを取り外す。こちらも専用工具を使用。
水栓を引き抜きます。
⑤新しい水栓の取付。
水栓に付いているナット類は一旦とりはずし、天板に水栓本体を通します。
固定ナットも取付けましょう。
⑥ポップアップ引き棒の取付。
新しい水栓に、引き棒を通し、排水金具からの横棒につなげ直します。
※引き棒に水アカが付いていると、水栓の穴に通りにくいことがあります。
⑦給水・給湯管の接続。
給水パイプは、状態が良ければ、パッキン類を取り換え再利用できます。
片側が差し込み式のパイプの場合は、新しい水栓に付いていた接続ナット類に一式交換します。
止水栓側の接続部分は、19mmの平パッキンを使用。
カクダイ
19ミリパッキン 794-892
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⑧作業完了。
止水栓を開け、本体下の給水管に水漏れが無いか、確認しましょう。
<作業難易度> 中級
本体と給水管との接続が、狭い箇所での作業になるので、とてもやり難いです。
水漏れが無いように注意しましょう。