INAX サーモスタット付シャワー水栓 BF-7145T-D-PU2 水漏れ修理
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<作業内容>
サーモスタット付シャワー水栓 切替弁部交換作業
既存の水栓
INAX(現LIXIL) サーモスタット付シャワー水栓 BF-7145T-D-PU2(2006年~)
※BF-7145T-D-PU1 も本体部は同様です。(吐水パイプが長い)
<症 状>
・切替ハンドルを止水位置にしても、水が止まらない。
・吐水口から水がポタポタする。
・シャワーから水がポタポタする。
こちらの症状の場合、水栓内部の部品の消耗が原因となります。
使用頻度にもよりますが、使用年数10年前後で発生する事が多いです。
今回は、内部部品の交換による修理を行います。
<作業手順>
①水道の元栓、又は、水栓の取付脚部分で止水をする。
②切替ハンドルの取り外し。
化粧キャップを抜き取れば、ロックが外れますので、切替ハンドルも本体から抜き取れます。
➂固定ナットの取り外し。
幅が狭い固定ナットがありますので、工具を使い、真横から見て反時計回りに回し、緩めます。
固着して、かなり固い場合があります。
今回、モーターレンチでは滑ってしまい外れず、コーナーレンチを使用して緩めました。
④切替弁部を抜き取る。
こちらも、水アカで固着して抜き取りづらいですが、プライヤーなどで掴み、真横に引き抜きます。(抜けた勢いで、壁などに手や工具をぶつけない様に注意)
⑤交換部品
LIXIL 切替弁部 A-3059
⑥ 新しい切替弁部(A-3059)の取付。
差し込むだけですが、向きが合っていないと奥まで入らないので、注意しましょう。
切替弁部側と、本体側の凹凸が合うようにします。
⑦固定ナットを締め、切替ハンドルを取付ける。
取外しの逆の手順で、固定ナット・切替ハンドルを取付けます。
⑧止水栓を開け、動作確認。 作業完了。
止水栓を開け、水が止まる事を確認。
また、切替ハンドルの位置通りに吐水・シャワーが出る事を確認しましょう。
<作業難易度>
作業自体は難しくありませんが、固くて外れない事が多々あります。
<補足>
こちらの水栓の、サーモスタット部の不具合の場合、下記の部品の交換が必要になります。
※交換の仕方は、切替弁部とは異なります。
LIXIL 温調ASSY A-3070-1