台所シングルレバー水栓 水漏れ修理 TOTO 壁付シングルレバー水栓 TKG30USX
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<作業内容>
台所シングルレバー水栓 バルブカートリッジ交換
既設の水栓
TOTO 壁付シングルレバー水栓 TKG30USX(1999-2007年)
※TKG30URX スパウト長さ220㎜
<症 状>
・レバーを下げても、水が止まらない。
・レバーの動きが重く、水が止まらない。
レバーハンドルの上下の操作の動きが重く、下げても水がしっかりと止まらないという状況です。
これは、シングルレバー式の水栓では、よく起こる代表的な故障の症状で、内部のバルブカートリッジの消耗が原因となります。
注意:バルブカートリッジは交換すれば必ず水漏れが止まるものでもありません。
本体部分が摩耗している場合は、カートリッジ交換をしても水が完全に止まらなかったり、数カ月で、水漏れが起こる場合もあります。
今回、この水栓の内部部品のバルブカートリッジを交換します。
<作業手順>
①水の元栓を止める。
水栓の取付脚部分(本体から壁につながるクランク状部分)に止水栓があるので、湯・水側ともに、マイナスドライバーで時計回りにしめて、水を止めます。
※古い水栓は、内部のOリングパッキンが切れてしまう事があるので、ゆっくりと回して閉めましょう。
水がしっかりと止まったか、レバーを上げて確認しましょう。
②水栓のハンドルを外す。
この水栓のレバーハンドルは、ビスでの固定などはありません。
単純に真上に引き抜けば外れますが、多少固い場合があります。
➂カートリッジ押えの取り外し。
バルブカートリッジを固定している部分を取り外していきます。
取り外したものは、すべて再利用しますので、失くさない様に注意して下さい。
まずは、細い針金状の部品を外します。
外側に張り出しているので、内部に少し狭めれば、上に取り外せます。
続いて、ワッシャーの取り外し。
3番目に、白い樹脂製の部品を取り外します。
上の3つの部品を取り外せば、カートリッジを固定している大きなナット状の部分が取り外せます。
工具をかけれる切り欠き部分がありますので、大口の開口工具(モーターレンチなど)で、カートリッジ押えを緩めます。(反時計回し)
④バルブカートリッジの取り外し。
グレーの部分がカートリッジになりますので、マイナスドライバーなどで、真上にこじ上げて取り外します。
続いて、水栓内部にゴム状の部品とバネが残っていますので、それも取り外します。
ラジオペンチを使用すると良いです。
⑤交換部品
TOTO シングルバルブ部 THY582N
作業完了。
<作業難易度> 初級
手順通りにやれば難しくありませんが、細かい部品などを失くさないように注意しましょう。
カートリッジを交換しても、水がしっかりと止まらない場合は、水栓本体の交換が必要です。
TOTO TKG30USX の 後継品
TOTO 壁付シングルレバー水栓(吐水スパウト 170㎜)
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工事費込みセット(商品+基本工事) TOTO TKS05315J
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工事費込みセット(商品+基本工事) TOTO TKS05311J