浴室サーモシャワー水栓 水漏れ修理 TOTO TMJ40C3R
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<修理内容>
浴室サーモシャワー水栓 開閉ユニット部交換
水栓品番
TOTO TMJ40C3R (2004~2009年)
<症 状>
切替ハンドル 水の止まりが悪い。ポタポタする。水が止まらない。
こちらの水栓は、切替ハンドルの操作にて、止水・シャワーとカランの切替を行うようになっていますが、内部の部品の消耗により、水がしっかり止まらない、カランまたはシャワーから水がポタポタ落ちるなどの症状が出てきます。
今回は、この症状を改善する為の部品交換修理を行います。
<作業手順>
①水栓の止水栓を閉める。(湯・水)
マイナスドライバーで、取付脚部分の止水栓を閉めます。
(右が給水、左が給湯)
この時に、ゆっくりと回して閉めるようにしましょう。
水栓が古い為、勢いよく回すと内部のOリング状のパッキンが切れて、開けた時に、この部分から水漏れするようになります。
②ハンドル部の取り外し。
②-1 側面の化粧キャップをとる。
千枚通しなど、先の細いもので切り欠き部分から取り外す。
②-2 固定ビスがあるので緩めて外します。
➂固定ナットの取り外し。
➂-1 インデックス(シャワー・カランの絵文字が付いている部分)を取り外す。
➂-2 固定ナット(ギザギザしている)をプライヤーなどの工具を使って緩め外します。
④スペーサー、開閉ユニット部の取り外し。
今回、交換する部品の取り外しです。
④‐1 スペーサー(白い樹脂部品)は、正面側の切り欠き部分にマイナスドライバーなどを入れて、取り外します。
④-2 開閉ユニット部の取り外し。
プライヤーなどで引っ張り出します。結構、固くなって抜き取りにくいですが、ただ単純に引き抜くだけです。(回しても意味はありません。)
力を入れ、急に抜けた勢いで、転んだり、ぶつけてたりしない様に注意してください。
⑤交換部品の準備
<使用部品>
TOTO 開閉ユニット部 TH577
スペーサー THA1-6
※スペーサーは、止水不良には直接関係ありませんが、切替ハンドルを回した時に、切替の境界線でカチカチと音がしない場合は、この部分のバネが破損しています。
壊れやすいので、一緒に交換する事をお勧めします。
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⑥新しい部品の取付。
⑥-1 新しい開閉ユニット部を差し込みます。
※向きに注意して差し込んで下さい。間違っていると、正常に作動しません。
こちらの開閉ユニット部は、他の一部の水栓にも対応しています。
対象品番
TMG40型、TMHG40型、TMF40CQX・DQX、TMF40WQX、TMJ40CRX、TMJ46CRX、 他
⑥-2 スペーサーの取付。
切り欠き部の凹凸に合わせて差し込むだけですが、今回の水栓の場合は、Oリングパッキンは不要なので、取り外してから差し込みます。
⑦その他の部分を取付け直して、作業完了。
止水を開ける時は、締める時と同様にゆっくりと回してください。
<作業難易度> 初級~中級
手順通りにやれば、難しくはありませんが、開閉ユニット部の取付向きだけは注意が必要です。間違っていると、表示通りの位置で、止水、切替えが出来ません。
水栓本体の使用年数が15年近く経っている場合は、他の部分の故障(温度調節の故障、その他部分の水漏れ、等)も出てきますので、水栓本体の交換をお勧めします。
後継水栓品番
TOTO 浴室サーモシャワー水栓 TBV03401J
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工事費込みセット(商品+基本工事)TOTO TBV03401J
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